2019年11月26日火曜日

たぬき猫

 こんばんは。今回は私自身について良かったら聞いて頂きたい事があります。

 私は、今でこそリハビリしたいから資格取るだのできる事を増やしていくだのほざいてますが、元々引っ込み思案で人見知りが激しく、人の目を見て会話する事すらできない人間でした。いじめられっ子だったので人間不信も相まっていました。

 そんな私が何故変われたのかと言いますと、変わりたいと思い、地元の人間が居ない遠方の大学に行きました。そこの同じ学科の良い友達に初めて恵まれ、少しずつですが悪い奴ばかりじゃないと思えるようになりました。

 次に社会に出てやっぱり人間関係に躓くのですが、合わない人もいれば親身になってくれる友達もいる。現に暫くして鬱になりましたが、社会人になってから就職できずにやむなく一時バイトしてた時に知り合った同い年の友達のグループと仲良くなり、理解がない人も多い中、その子達が私と違いたまたま頭の良い人達だったので、理解してくれた上で、いつもと変わらず接してくれたのです。

 彼らとは今も親交がありますが、その恩は一生忘れる事はありません。彼らの子供達も含めて少しでも恩を返していこうと思いながら接しています。

 その後のサービスショップの人間関係は悪口や足の引っ張り合いや人を陥れるのが当たり前のような職場で過去最悪でしたが、反対に今の職場はそんな悪い奴は一人もおらず、福祉施設という事もあり、一人一人を尊重してくれる場所です。私は理事長や上司のような器はありませんが、少しでも誰かが居心地が良いと思える場所を作りたいと思いました。

 忘れてはいけないのが最愛の家族、そしてチャト。

 彼女は赤ん坊の時に我が家に連れて帰り、人間不信だった私の唯一の友であり妹(娘?)でした。やんちゃ娘だったので噛みつかれる事も多々ありましたが、いつも傍に居てくれ癒してくれました。初代の子は交通事故であまりに早すぎる別れだったので、必ず無事で帰って来るようにとそりゃ随分言い聞かせましたよ。

 私が転勤で一時家を離れた時も、私を忘れる事もなく、病気で帰ってきた時も寄り添って看病してくれました。

 そうして22年2ヶ月、彼女は大往生でしたが、亡くなった日も、暫く経って自分の無力さに心が折れて「消えていなくなりたい…」と言いながら酔いつぶれた時も、夢に出てきて励ましてくれ、いつも見守ってくれているようでした。

 私がどなたかワンちゃんや猫ちゃんや他の動物など大切なご家族を亡くされた時に『必ず飼い主さんを見守っています』とメッセージを送るのですが、そういった経験があっての事で、少しでも元気になれたらとの考えからです。

 そしてチャトやチャーリー(夭折した初代の子)を筆頭に沢山の力をくれた猫ちゃん達の為にも、それから支えて下さった多くの方に恩返しする為にも、リハビリ施設兼憩いの場所を作れる様に自分がまずは力をつけていきたいと考えています。

 ご静聴ありがとうございました。

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